ぼんやりと空を見上げた。
今にも落っこちてきそうなほどな星空が広がっていた。

「あ、はじまった」

隣に座ってる少女の声を聞き、花火が上がる方向を見上げる。

「きれいだね」

「あぁ」

「また、来年も見ようね」

「同じように膝枕してくれるんならな」

そう言った俺の言葉に顔を赤くしながらも

「うん」

と小さな声で彼女は俺のワガママを承諾してくれた。

来年も、同じようにここでこいつと―