願い事は消えてなくなって、星になる。

誰かが言った言葉。
記憶の片隅にある幼い日。

あの頃はまだ何も知らずにいれたのに。

願い事は誰も叶えてはくれないと、理解したのはいつだろう。
望みが消えたのはいつだろう。
叶わない恋を自覚したのはいつだろう。

きっと、彼は私の事が嫌いだから。
きっと、近寄られたくないだろうから。

自分の兄弟を好きになったのはいつから?

彼が私を避けるようになったのはいつから?


思い出したよ。

願い事は消えてなくなって、星になる。

これを言ったのは私の想い人。

ちょうど、彼が私を避けだした頃に言った言葉。
これは、私に対する言葉だったんだね。

でも、残念。
私の願いは消えないよ。
昔話の人魚のように儚く泡になって消えてなんてあげない。